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「佐々木さんと山歩き」第二弾のお知らせです。


障害福祉サービス事業所アルス・ノヴァの児童デイの主任・佐々木さんは山登りが好きです。昨年のゴールデンウィークには、仕事が終わった日の夜に出発し、5日間車中泊で九州中をまわり、休み明けの早朝に帰ってきて、そのまま仕事という強行スケジュールを敢行していました。


第一弾では2名の便乗者とアルスノヴァスタッフ2名の計4名にて、山梨県の大菩薩峠に登山しました。ツツジを見ながらの緩やかな登山で、山頂はあいにくの曇りで富士山を拝むことはできませんが、暑さに悩まされずにすみました。帰りに温泉に立ち寄り満足の登山となりました。

次は11月に神奈川の丹沢山塊、鍋割山に紅葉を見に登山する計画があります。空気がよければ富士山が見え、神奈川や関東を一望できます。一緒に行ってみたい人がいればいかがでしょうか。

これはサービス提供をするツアーや講座などではなく、あくまで「便乗」です。気楽さはありますが、各自で体調管理はお願いします。
登山時間はゆっくり歩いて6時間から7時間ほど。初心者でも問題ないコースです。ただし鍋割山は標高の高い山ではありませんが、それなりの防寒具が必要です。
また、本格的な装備は必要ありませんが、登山靴(安いものもあります)をおすすめしたいと思いますので、参加される方には事前の説明会にきていただきたいと思います。
注・車で片道3時間ほどです。車に弱い方はご遠慮願います。

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「佐々木さんと山歩き」
行き先:鍋割山(神奈川)
日程:2011年11月6日(日)
※雨天延期。前日夜にご連絡いたします。

スケジュール
 AM6:00 集合(集合場所は皆さんの都合で相談して決めます)
 AM9:00 鍋割山到着・登山開始
 PM16:00 下山
 その後、温泉により食事をすませます。
 PM8:30~10:00頃 浜松着

同行者:佐々木康博(アルス・ノヴァ児童デイサービス主任)
    水越雅人(NPO法人クリエイティブサポートレッツ・スタッフ)
    山下健太(アルス・ノヴァ児童デイサービス職員)
  平山友美(アルス・ノヴァ児童デイサービス・スタッフ)

費用:2500~3000円(交通費実費のみ)

定員:3名

参加希望の方は、apply@mbr.nifty.comまでメールをください
事前説明会は一週間前には行います。日程はこちらからご連絡します。

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鍋割山(神奈川)

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by take-bun | 2011-10-14 20:36
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こまちんぐインタヴューイベント。今回で10回目、最終回を迎えました。
お話いただいたのは「ゆるり」のご主人、花島べんさん。
海外での生活経験のお話から現在に至るまで、そして今現在の関心から今後に向けてのお話をいただきました。

裏原宿文化が発生しだしてきた90年代前半、花島さんは東京でオープンカフェの店員さんをされていました。当時日本は、バブル景気の陰りを迎えてきた頃でありながらも、現在よりも東京のシーンには面白みがあった、といいます。
オープンカフェに来店するお客さんの中には多くの外国人の方がいて、彼らに接していくうちに海外への関心が高まっていった、といいます。
「知らない土地や人と出会いたい」という思いから、20歳の時に渡英をされます。
それから7年近く、イギリスを始めインドやアジア圏での海外生活をされ、日本での生活との違い、人々の感覚の違いを感じたといいます。
そして、日本の教育概念やメディアから抜け出せたのがプラスになった、今現在でもそのようなコントロールを日本社会には感じている、といいます。

インドのとある田舎では、海外からの旅行者の侵入を許さない土地もありました、それは西洋文化を取り入れたくない思いからだったそうです。
しかし一方で、レストランや宿泊所にはコカコーラがあったりと、少なからず西洋を感じるものがあったのも事実でした。
また、長期間をインドの田舎町で生活した際には、薪くみや、数時間をかけて隣町まで買い物に出かける生活をするなど、現地の人々の中での生活もしました。
様々な所に行き、どこに行ったかよりも誰と出会ったかが大事、と花島さんは言います。

まず浜松に住みたいという思いから、日本に帰国し、これからも旅を続けたい気持ちと、身の周りの友人にクリエイターが多くいたのをキッカケに「ゆるり」の経営を始めます。
そして、浜北森林公園での音楽イベントを運営。2001年から現在まで7回開催されました。
役所との交渉では、トラブルを敬遠しての反対に会い、現在難攻している、といいます。
「音楽の街」と言いながらも音楽イベントができないこと、普段お互いに出会えない人・見えない人同士が、音楽によって集まることのできる場を作れないことに、悔しさを感じている、といいます。

最近、サーフィンやポルタリングを始め、自分自身の好奇心から新たに動き出すことが増えたといいます。常に初心を忘れず、謙虚に物事に向かい合っていきたい、といいます。

好奇心を持って社会を捉え、そこから新たに生みだし、創造していく姿を花島さんから強く感じました。

(さとう)
日時:2011年9月28日(水)19:00~21:00
場所:たけし文化センターINFO LOUNGE(インフォ ラウンジ)
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by take-bun | 2011-10-12 19:40
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浜松市という場で全国からも注目を受けるミソノイサイクルさん。
ここ浜松で経営をされている中で、「商い」と「ビジネス」の違いについて、まずお話をいただきました。

「ビジネス」が比較的無駄を省き、経営的な面を優先するとするならば、「商い」は、目の前に人がいて対話を必要とするもの、といいます。
対話の中には、その人が何を求めているのかを見ていく意識が含まれ、その姿勢は医者が患者に向う姿と同じものがあり、「カウンセリング」と捉えられています。

ミソノイサイクルさんには、関東圏のお客さんや、九州・北海道などの遠方より来店される方もいます。それは、ここでしか納得しないサイジングがあるからなのです。(サイジングとは、乗車する人と自転車とのフィッティングを行うことです。)
手間隙かけて行う姿勢が全国的な評判を呼んでいるのかもしれません。

最近では、来店するお客さんの層に変化が見られ、年配の方や女性の方も増えてきたそうです。20代後半のゲーム世代と呼ばれる若者も、外を感じたいということから来店されることも増えました。
また、ミソノイサイクルさんでは、以前より静岡大学のサイクリング部とも親交があり、最初から自転車が好きでやってくるわけではない人たちとの関わりも多いといいます。

「自転車」は生活に根ざした日常の中の乗り物である一方、非日常的な感覚を感じることのできる乗り物であったりもします。
それは、バイクや車にはない、その人それぞれにあった適度な速さと、周りの音や匂いなどを全身の五感を感じながら走れる、唯一の乗り物であるから、といいます。
自転車に乗り出して「もっと早く自転車に乗っておけば良かった。」という方も多いのも、この感覚に触れてからなようです。
「自転車」との出会いが、彼らの人生観を変えることもあり、国内の自転車ツアーにあきたらずアメリカ横断を行ってしまう人や、移住をしてしまった人もいます。

昔、日本が高度経済成長していく際に自動車の普及が進み、自転車は必要無くなるのではないか、とされたこともありました。しかし、今現在も身近にあるのは自転車が人間の感覚に一番近い乗り物であるためであり、歴史上、最古のものとされていることも、今現在も人を魅了してやまないことに関係するのかもしれません。

一方で、街に目を向けたお話もしていただきました。

日本において「街中の開発」となると、参考となる街並みを視察し、そのまま良いところだけを持ってきているように感じる、と言います。
その状態に行き着くまでには、人が居て、その場所で生活をしてきた歴史があり、そこから生まれてきた街の姿であることを忘れてはいけない、と言います。今ないものをヨソのモノで補うよりも、元々ある良いものを発見することが必要だ、と感じました。
そして意見を述べる者同士、毛色が違うものであり、意見が全会一致することは、本当は無いのかもしれません。100人いて1人意見が違っていれば、その1人の意見を抹消せず、その違いが何なのか皆で向き合い、検討するべきである、と言います。

その眼差しの中には、「人に意識をむけた姿勢」がどのような場にも必要であること、を私は感じました。
サイジングに見られる、乗る人と自転車とのフィッティングをする姿は、街への見方にも通じていると感じました。

(さとう)
日時:2011年9月7日(水)16:00~17:30
場所:たけし文化センターINFO LOUNGE(インフォ ラウンジ)
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by take-bun | 2011-10-12 19:21

現在、浜松市の委託を受けておこなっている人材育成事業の一環として、浜松市中心市街地で活躍されている人へのインタビューを毎月1回、公開で開催します。
トークイベントではなくスタッフ主導のインタビューですが、ご興味ある方は聞いてみたいことを用意してご参加ください。

昨年の12月から始まった「こまっちんぐ」も、いよいよ最終回となりました。
最終回は、第8回のゲスト 美容室「enn:」の林久展さんからのご紹介で、田町にある万年橋パークビルの裏手にある服屋さん「ゆるり」のご主人、花島べんさんにお話を伺います。

花島さんは、2000年5月に現在の場所に「ゆるり」をオープンしました。衣服の販売と併行して、オーガナイザーとして音楽イベントを催したりもしています。ご自身も以前はDJをやられていたそうです。
また花島さんは、旅が好きで現在も定期的にインドやネパール、イギリスなどに行くそうです。イギリスには20歳頃に留学をしていて、そこで音楽やファッションに強く影響を受けました。それが「ゆるり」のオープンにも繋がっています。

当日は、「たけし文化センターINFO LOUNGE」を会場に行います。参加をご希望される方はレッツまで事前予約をお願い致します。


「ゆるり」HP→http://yuruli.com/

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【こまっちんぐ10 「ゆるり」の花島べんさん】
日時:2011年9月28日(水)19:00~21:00
場所:たけし文化センターINFO LOUNGE(インフォ ラウンジ)
    浜松市中区田町327-24 万年橋パークビル1F
定員:5名(要予約)
お申し込み先:NPO法人クリエイティブサポートレッツ apply@mbr.nifty.com
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by take-bun | 2011-09-23 15:32
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今回のインタヴューは、美容室「enn;」の林久展さんに、たけし文化センターインフォラウンジにお越しいただき、お話を伺いました。

浜松市出身の林さん。
実家は床屋さんをされていましたが、特別に跡を継いだり、なりたいという思いはなかったようです。しかし将来に目を向けたときに、一般企業の会社員でないことで生計を考えた結果、美容師の道を選ぶこととなりました。
京都での7年の美容師経験の後、大阪で友人と共に自分たちの店舗を持ち、独立。数年後、浜松市に戻り美容室enn;を立ち上げることとなります。

浜松市で店舗を持つ際、始めから街中での経営を考えていた、と言います。
立地的にも中心市街地は、東からのお客さんにも西からのお客さんにも、偏りのない場所としてある点、家賃面と屋上が使える点で、ゆりの木通りの現在の位置に決めました。

音楽イベントなど、髪を切る以外にも人が集うキッカケがある、美容室としては珍しい一面のあるenn;。林さんがイベントを始めることになったきっかけは、お客さんとの出会いからだったそうです。
林さん自身が自転車に関心があった時、同じように自転車好きなお客さんと出会い、数日後に数人の友人と共にサイクリングに出かけることとなりました。
また、住職の方がお客さんでやってきたときに、寺にある餅つきのセットを借りられることとなり、enn;での餅つきの集まりができることとなったりもしました。
enn;という場所で、人の集いが生まれることとなったのは、そんな出会いからだった、と言います。
また発展的な話として、人が集う場として寺の活用を考えていた住職と、寺でのイベントを考えていた友人とを引き合わせ、音楽フェスティバルが生まれることにも繋がっていきました。

大学生を始め、若者が髪を切る目的だけでなくとも集うことの多いenn;は居心地の良さがそうさせているのでは、と感じます。
その居心地の良さというのは、形作って生まれてくるものではありません。林さんはどのように、その空間を生んでいるのでしょう。

それは林さんの店舗経営のお話を伺っていくと見えてくるところがありました。
「気に入った髪形になってもらいたい」という思いを大切にしていて、加えて、長時間居ることとなるので、リラックスして居てもらいたいと考えてもいます。
店内の家具の高さは、背の高さが高すぎないものを選んでいたり、南北に窓がある点も通じています。また、常にではないですが飲み物を出すこともあります。そしてユーモアも含めて、お釣りで返すお札は全てピン札にしているそうです。

人と人を繋げることは、特別なものではなく誰もが、しているように好きである、と言います。あれが良い、あの曲が良い、あの場所が良いなど、人に紹介することが人と変わらず好きな林さん。
出会いの場として在る美容室enn;が街中にはあります。

(さとう)
日時:2011年7月26日(火)16:00~17:45
場所:たけし文化センターINFO LOUNGE(インフォ ラウンジ)
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by take-bun | 2011-08-05 19:20
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浜松冬フェスin machiの実行委員長を務める山本さん。まず始めに「イベント」に関してお伺いしました。
イベントというと、多くの人を集客することに意味あいが持たれがちです。しかし人が集っても、個々の小さな店舗にはなかなか販売促進に繋がるリターンが生まれない現状があります。

販売促進をするには、一体何が必要なのか。それは、お店そのものを知ってもらうことであると言います。大型店舗では広報にかける財源はありますが、個人店などは限られた中で効率良く広報をせねばなりません。

そこで大切にされることは人同士の「コミュニケーション」であると言います。
店側とお客さんとの交流だけでなく、店同士の繋がりも大切です。
街中のお店にやってくるお客さんは店からの人づてや紹介を受けてやってくるケースがあり、別のお店からの紹介や、お客さんが更にお客さんを呼ぶことがあります。

そして、講習会も定期的に行われたりもします。
店舗経営者自身が講師としてお客さんに無料で講演をする「得する街のゼミナール(まちゼミ)」があります。こんなお店が街中にあるのか、と一般の方に変わらず店舗経営者の方も発見することがあると言います。

上記のような小さな店舗だからこそできる強みは現在の浜松の状況下において大切とされなければいけない、と言います。松菱閉店後の10年間は街中に大きな変化もなく時が過ぎてしまいました。しかし、これから馬券場や遠鉄百貨店別館ができることで、街中が徐々に動きだしていきます。その時、個人店では大型店では生まれにくい客と店員との人対人の関係づくりが大事にされるのでは、と考えています。

一方で、商品への想いやプライドを持つ経営者の人柄そのものをお客さんが面白がってもらえるかは必ずしも合致するとは言えないそうです。その点を面白がれる形にできるよう、いろいろな所に顔を出して中間的な立場や雑用と呼ばれる御用聞きの役をやることも大事だとされます。商店街の中に事務局のような役割をもった人がいると、その人を介して商店同士のコミュニケーションを生むことができます。

店舗を持つ人はほとんどが一国一城の主で、つい自分自身で動いてしまうことが多いと言います。その街中から、店同士の繋がりが熱となって人々が集うこととなると思います。

(さとう)
会場:たけし文化センターINFOLOUNGE 
日時:2011年6月25日
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by take-bun | 2011-07-07 14:04
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浜松キャラバン隊は、障がいのある人もない人も共に生きる社会をめざして「みんなちがって、みんないい」を合言葉に啓発活動をしています。
キャラバン隊は、知的障がいや発達障がいのある子どもの親たちが、寸劇公演やワークショップを通して、障がい理解のための活動をしています。
神奈川県座間市の手をつなぐ育成会の親たちから始まり、現在、全国各地にいくつものキャラバン隊があります。

2011年2月にイオン市野ショッピングモール街において公演を行いました。それまでにコンビニを舞台とした「コンビニ編」の演目を行っていましたが、イオンという場所ならではの内容を取り入れたものを作りました。
お母さんと共にイオンに買い物に来た、知的障がいと自閉症を合わせ持った太郎君と、そこに立ち会わせた「そっけない態度の人」「パニックの原因になってしまう人」「パニックの彼に理解ある人」との関わりを演じました。
単純な拒絶でもなく、必要以上の助けでもない、それぞれの人の関わりを見せることで、本来求めている、ごく自然な人々の接し方を演じました。

5月には市街地にあるモール街を舞台とした路上演劇祭2011に参加しました。イオンでの「3つのパターンの人の関わり」を骨組みとし、モール街ならではの内容を取り入れた演目を作りました。そこから見えてきたのは、主として伝えたい内容を設ければ、場所が何処であっても寸劇として成立する可能性があるのでは、ということでした。
続く6月に行われた浜北育成会総会での公演でも、「3つのパターンの人の関わり」を骨組みとして、脚本を製作することとなりました。

2月から3回目となる6月の脚本製作では、今までにない面白い製作過程がありました。

当日の日程を調整していた際、お母さんを演じる人が見つからず、お母さん役を誰が演じるのかで悩んでいました。そこで、「お母さん」という役そのものを今回は抜くという形に変えて考えてみました。すると、そもそもの理想とする社会の有り様は、お母さんが居なくとも「障がい」を受け止めてくれる社会ではないか、という点が見えてきたことがありました。実際に、一人で通学する子の姿もよく見かけられます。お母さんが不在な状況を演じてみることで、太郎くんと社会との関係性がより見えてくることが生まれました。

今回、脚本作りがキャラバン隊メンバーの自由な発想から生まれてくることが色濃く、脚本内容だけでなく、新しいキャラクターの誕生などもありました。
太郎くんだけでなくサブキャスト的に、同じように障がいのある「次郎くん」というキャラクターも生まれました。
障がい者←→健常者。という形だけでなく、次郎くんが加わることで、太郎くんを取り巻く空間が、対障がい者という一方的なだけでない空気を生むことがおこりました。

レギュラー公演「コンビニ編」の演目と、公演を繰り返すごとに脚本そのものの肉付きが変化している「○○編」。
次回の公演では、どのような変化が起こるのか楽しみです。

(さとう)
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by take-bun | 2011-07-04 13:55
手打ち蕎麦naru石田貴齢さん
会場:手打ち蕎麦naru 日時:2011年5月19日

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第一通り駅から徒歩で数分のところにある、手打ち蕎麦naru。
仕込み時間の忙しい時間の合間を頂いて、店主の石田貴齢さんにインタヴューをさせて頂きました。
石田さん自身の中心市街地との関わりを通して、街への眼差し、お店の経営を中心にお話を伺いました。

ご自身10代の頃から浜松市街地で、多くの面白い人と出会うことで楽しみを見出していきました。洋服店やクラブハウスにいる、ちょっと違った価値観を持った少し上の年代の人たちに出会ったと言います。
街で出会った憧れの人との出会いが今も抱いている「人の集う場を作りたい」という気持ちに通じているように感じました。

大学進学と共に上京。大学生活の中で仲間と共に料理サークルや店舗作りを行い、料理だけでなく内装や空間作りにも目を向けた場作りをしました。世間ではTV番組「料理の鉄人」の認知度もあり、料理をパフォーマンスとして認識され始めていた時代です。
数年の後、浜松に戻り、手打ち蕎麦naruの経営を始めます。大学時代の経験の流れとして今がある、と言います。

実際、浜松での店舗を探していた時に、当初は市街地ではなく郊外を意識していたと言います。しかし、人との出会いを通して中心市街地に目を向けることとなります。重なって、10代の頃に通い慣れたクラブハウスが現在の店舗の裏にあったことなど、想いがこの場所にも重なり、現在の場に店舗を構えることとなりました。

市街地に目を向けたお話もして頂きました。
今、街を見ると高校生を始めとした10代の若者の姿が少ないと言います。街そのものに若者の関心が無いのか、魅力が街に無いのか、もっと若者が街に居てくれることを願っていると言います。店舗経営者を見ても30代の経営者が中心である現状から、もっと若い20代からの経営者が居ると良いと言います。

街づくりにおいても、人の流れが生まれる環境作りとして都市型公園の存在価値の話をして頂きました。ご自身ニューヨークでの滞在経験があり、セントラルパークに代表される大型公園があることによる市街地への人の流れ、そこから生まれる商業面での活性化についても話をして頂きました。

お話を伺って、第一に感じたのが「人との集い」を通して石田さん御自身が生活を楽しもうとする姿を見せていただいたことでした。
そして楽しみと共に作った空間・場を通して、人々が集ったり出会ったり、それぞれが関係性を作っていくことが生まれているのだ、と感じました。

(佐藤)
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by take-bun | 2011-06-10 11:49
ゲスト ゆりの木商店街「鍋屋」 店主 田中信之さん

 ゆりの木商店街にて、金物&鍵を扱う「鍋屋」のご主人。
 大学時代、思想的経済学を学び、浜松市街の経済から日本、そして世界へと自らの生活と照らし合わせながら、今起きている中心市街地の問題を切実にお話して下さいました。

 深刻化している中心市街地の問題。バブル期崩壊後、都市政策の読みが甘かったため、松菱や空店舗など、現在様々な問題が明らかになり、「街が死にかけている」と訴えていて、物を売るだけの街づくりではなく、今あるものを見直せば、様々な可能性があると浜松に対する想いを強く語っている。

 例えば松菱跡を商業施設ではなく、役所や行政センターなど、生活に役立つスペースとしての活用や、浜松市立美術館は、静岡や豊橋の様な現代的美術館に改装したりすると同時に、浜松城公園内にカフェやミュージアムショップがあれば、公園に足を運ぶ人がより増えるのではないかと提案している。さらに、街の近くには、水のきれいな川「新川(しんかわ)」があり、中心市街地の新名所として、たくさんの人にもっと知ってもらいたいとも語っていた。
 こうして、元々ある街の姿を大切にしながら、少し手を加えるだけで十分足りていて、常に街おこし等、企画がないと不安になっている行政に対し、無駄遣いが多すぎると批判もしていた。

 また、ゆりの木商店街は、助成金など行政の力に頼らず、商店組合で運営している。それは、身の丈にあったやり方で、行政が関わると、自分たちのやりたいようにできなくなってしまうと言う。しかし、街の活性化など想いの通じる部分はあり、互いの共生意識の中、「市」がやれることと「商店街」がやれることを一緒に考えていけば、もっとより良い改善方法があるのではないかと、願いが込められていた。

創業360年、田中さんの想いや人情は、代々受け継がれているような歴史を感じました。
寒い中、長い時間たくさん語って頂き、ありがとうございました。
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(よこやま)

鍋屋
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町325-8
HP http://www.hamamatsu-cci.or.jp/ouentai/nabeya/
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by take-bun | 2011-02-22 19:00
今回のゲストは、浜松市中区紺屋町にある絵本屋キルヤの星野紀子さん。
絵本カーニバルに参加しているなど、元々絵本屋さんに憧れの強かった星野夫妻が、同じ場所で30年営んできた絵本屋さん「えれふぁんと」のご主人が定年になり、店を閉じるのを知り、後を継ぐカタチで同じ場所に「キルヤ」をオープンさせた。

陶芸をやられていたり、福祉施設で働くなど、人生の経験で得た独自の感覚でお客さんと対話するところからはじまる紀子さんの接客。お客さんの目線ではなく、自分自身がひとりのお客さんとなって、主観と感覚を大切にしながら本を選び、私たちに届けてくれる。
絵本を通して人と出会うのはもちろん、そこから人との繋がりと、目の前で広がっていく瞬間に立ち会い、そこで起きる人生を見守る日々を彼女自身がゆっくり楽しんでいるように見えた。

また、お客さんの中には、相談も受けることが多いと言う。本を手にとるように、人の心に優しく触れていく姿は、その人にとって何かお手伝いになればと、祈りが込められていた。

キルヤはとても居心地の良いところ。
今日もお店の真ん中でお客さんがテーブルを囲み、紀子さんの入れたお茶を片手に、話が盛り上がっている。時々茶々を入れながら、彼女は大好きな絵本に囲まれて、そっと微笑んでいるのでした。

とても素敵なお店の中でのインタビュー、紀子さん感謝!
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絵本の店 kirja(キルヤ)
〒430-0938 浜松市中区紺屋町300-10
http://kirja.exblog.jp/
(よこやま)
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by take-bun | 2011-01-21 19:21
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