こまっちんぐ10後記 「ゆるり」の花島べんさん

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こまちんぐインタヴューイベント。今回で10回目、最終回を迎えました。
お話いただいたのは「ゆるり」のご主人、花島べんさん。
海外での生活経験のお話から現在に至るまで、そして今現在の関心から今後に向けてのお話をいただきました。

裏原宿文化が発生しだしてきた90年代前半、花島さんは東京でオープンカフェの店員さんをされていました。当時日本は、バブル景気の陰りを迎えてきた頃でありながらも、現在よりも東京のシーンには面白みがあった、といいます。
オープンカフェに来店するお客さんの中には多くの外国人の方がいて、彼らに接していくうちに海外への関心が高まっていった、といいます。
「知らない土地や人と出会いたい」という思いから、20歳の時に渡英をされます。
それから7年近く、イギリスを始めインドやアジア圏での海外生活をされ、日本での生活との違い、人々の感覚の違いを感じたといいます。
そして、日本の教育概念やメディアから抜け出せたのがプラスになった、今現在でもそのようなコントロールを日本社会には感じている、といいます。

インドのとある田舎では、海外からの旅行者の侵入を許さない土地もありました、それは西洋文化を取り入れたくない思いからだったそうです。
しかし一方で、レストランや宿泊所にはコカコーラがあったりと、少なからず西洋を感じるものがあったのも事実でした。
また、長期間をインドの田舎町で生活した際には、薪くみや、数時間をかけて隣町まで買い物に出かける生活をするなど、現地の人々の中での生活もしました。
様々な所に行き、どこに行ったかよりも誰と出会ったかが大事、と花島さんは言います。

まず浜松に住みたいという思いから、日本に帰国し、これからも旅を続けたい気持ちと、身の周りの友人にクリエイターが多くいたのをキッカケに「ゆるり」の経営を始めます。
そして、浜北森林公園での音楽イベントを運営。2001年から現在まで7回開催されました。
役所との交渉では、トラブルを敬遠しての反対に会い、現在難攻している、といいます。
「音楽の街」と言いながらも音楽イベントができないこと、普段お互いに出会えない人・見えない人同士が、音楽によって集まることのできる場を作れないことに、悔しさを感じている、といいます。

最近、サーフィンやポルタリングを始め、自分自身の好奇心から新たに動き出すことが増えたといいます。常に初心を忘れず、謙虚に物事に向かい合っていきたい、といいます。

好奇心を持って社会を捉え、そこから新たに生みだし、創造していく姿を花島さんから強く感じました。

(さとう)
日時:2011年9月28日(水)19:00~21:00
場所:たけし文化センターINFO LOUNGE(インフォ ラウンジ)
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by take-bun | 2011-10-12 19:40
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